『実効性ある台風災害支援を(災害に強いまちづくり)』

坂井こうじ

2023年08月08日 16:55

猛烈台風6号一過、各地に大きな爪跡を残した。

被害に遭われた現場を歩くと多くの課題が見えて
くる。

停電の長期化による空調停止、スマホ充電切れ、
断水、漏水、床下浸水、土砂崩落、家屋崩壊、
飲食料品不足等々、
特にライフラインの遮断による被害は甚大だ。

沖縄県は県内各市町村に災害救助法適用を決定し
対策にあたっているが、
限られた条件や枠組みで中々支援に充てられない
ことなどもやはり多く、適用範囲の拡大や再考を
強く求めるところである。

非常時に身を置かれると、あらためて日常の中に
ある、当たり前のありがたさに気付かされる。

様々な立場にある人々が、様々な業種に携わり、
様々な恩恵を周囲に与えてくれていることで社会
は成り立っていることに、もはや感謝しかない。

本分を踏まえつつ、被害の実態把握に務めながら
困難を抱えている方々に対する支援を議会や行政
に働きかけていきたい。

今回の台風6号災害によって、お亡くなりになら
れた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げると共
に、被害に遭われた方々にお見舞い申し上げ、
一日も早く原状回復が出来ることを願います。

九州地方の皆様、台風通過まで身の安全を第一に
心より無事を願っています。
                          

那覇市議会議員 坂井浩二