『誇りある伝統文化を子ども達の未来へ』
皆様、先日開催された那覇大綱挽まつりは家族や
友人達と楽しまれましたでしょうか。^_^
本番当日、「那覇市旗頭のまち宣言」が那覇市長
より高らかに宣言されました。
宣言は市を上げて推進していく証となり、
旗頭振興及び担い手の確保において行政を動かす
根拠となり、
旗頭の素晴らしさを県内のみならず、国内外にも
広く周知を発信する根拠にもなります。
那覇旗頭は全14旗、村のシンボルであり誇りでも
あり、下記の通り東西に各7旗あります。
東7旗
(東一番、首里、真和志、安里、壺屋、泊、久茂地)
西7旗
(西一番、泉崎、小禄、辻、久米、若狭・松山、垣花)
那覇四町(なーふぁゆまち)とは、古くからの那覇
である東町、西町、泉崎町、若狭町を指し、この
四町が旗頭発祥なのです。
以下は宣言文後段の要旨です。
◯先達が地域の文化として守り伝えてきた旗 頭を
次世代を担う若人とともに未来に継承すること。
◯そのことにより那覇で暮らし、学び働く多くの
人々の絆を深めること。
◯迎恩の心で遠来の客人を迎えるまちを目指し、
住んでよし訪れてよしのまちをつくること。
地域文化の振興と同時に、その振興発展を沖縄の
観光経済振興へと繋げていくことは、これからの
まちづくりにとってとても大切なことである。
またそのことが殊更に沖縄県民一人ひとりの豊か
な生活に繋がっていくであろう。
旗頭やエイサー、獅子舞、空手・古武道、
壺屋焼、首里織、浦添織、知花花織、宮古上布や
ミンサー織等々、私達沖縄県民はたくさんの宝物
を持っている。
誇り高き沖縄の伝統文化を守り繋いでいけるのは、
私達沖縄県民一人ひとりのチムグクル(肝心)である。
あらためまして、那覇大綱挽まつり開催にご尽力
された関係各位の皆様、本当にお疲れ様でした。
心より感謝申し上げます。
那覇市議会議員 坂井浩二
追記:那覇市・市議会ではこれまでに、
「空手・古武道のまち宣言」
「那覇市世界にはばたく こどもの街宣言」などを
決議・実施しており相乗効果を望みます。